こちらの記事では、2022年現在の定番をはじめとするオススメの無料で使えるWordPressプラグインをご紹介します。
オンライン勉強会でもご紹介しました!
この記事は、2022年9月22日開催『VWSオンライン勉強会 #038 2022年最新版!おすすめプラグインを共有しよう!』でご紹介しました。プラグインの選び方をはじめ、現役でWordPressの制作をされている方たちと一緒に勉強会を実施しました。振り返りのブログ記事も併せてぜひご覧ください。動画アーカイブもあります
まず「プラグインの選び方」についての基本を知りたい方は、ぜひこちらの記事をご参考ください。
- 1. まずはここから!定番プラグイン
- 1.1. セキュリティ対策
- 1.1.1. XO Security
- 1.1.2. SiteGuard WP Plugin
- 1.2. お引っ越し・バックアップ関連
- 1.2.1. All-in-One WP Migration
- 1.2.2. UpdraftPlus
- 2. WordPressの更新がグッと快適になるプラグイン
- 2.1.1. Post Type Transfer
- 2.1.2. VK Link Target Controller
- 2.1.3. Admin Column
- 2.1.4. XO Featured Image Tools
- 2.1.5. Flexible Table Block
- 3. カスタマイズ上級者・受託制作者向けプラグイン
- 3.1.1. Advanced Custom Fields
- 3.1.2. Smart Custom Fields
- 3.1.3. Genesis Custom Blocks
- 3.1.4. WordPress Beta Tester
- 3.1.5. WP Downgrade
- 3.1.6. Show Current Template
- 3.1.7. Query Monitor
- 4. WordPressサイトを楽しくするプラグイン
- 4.1.1. Smash Balloon Social Photo Feed
- 4.1.2. Combine Social Photos
- 4.1.3. WP ULike
- 4.1.4. Dinosaur Game
まずはここから!定番プラグイン
セキュリティ対策
XO Security
ログイン関連のセキュリティ対策で使いやすい、日本人で多岐に渡りWordPressに貢献されているIshitakaさんによる和製プラグイン。
ひらがな入力認証がつけられるので、海外からの不正アクセスをしっかりブロックできるのが嬉しい!
シンプルにして十分な機能が備わっています。
SiteGuard WP Plugin
国産セキュリティ関連プラグインとして有名なプラグイン。日本のサイバーセキュリティ企業が提供しています。
こちらもひらがな入力認証に対応!
多機能ですが、使い慣れないオプションの使用は慎重に。過去に、WAF(Web Application Firewall)関連の設定で、お使いのレンタルサーバーのWAF設定とSiteGurd側の設定がうまくいっていないケースで問題が発生したことがあります。ご利用の際にはよく確認するようにしましょう。
セキュリティ系プラグインの注意点
ログインURLを変更できるのもメリットの一つですが、その反面でログインURLを忘れてログインできなくなって困ってしまうというケースに注意です。
こちらでご紹介した2つのプラグイン以外でも、セキュリティ関連のプラグインは機能が重複することが多いですので、一つ一つを比較してどれか一つを採用するようにしましょう。
お引っ越し・バックアップ関連
All-in-One WP Migration
WordPressのお引っ越しと言えばの定番のプラグイン。
ローカル環境で制作したデータを本番サーバーへ移行する時にも大活躍のプラグイン。
ベクトルの解説ブログ記事にもとてもアクセスが多いです!
UpdraftPlus
バックアップと復元が簡単にできるプラグイン。
自動で定期的に外部サーバーにアップする設定ができる優れもの。
受託案件で保守対応する場合にもおすすめ。もはや必須!の声も。
WordPressの更新がグッと快適になるプラグイン
Post Type Transfer
投稿してしまった後から、別の投稿タイプに変更できるプラグイン。固定ページから投稿へ、投稿から固定ページへ、そして投稿からカスタム投稿タイプへもさっと変更できます。
MEMO
このタイプのプラグインだと「Post Type Switcher」が有名(複数選択で一括変更ができる点はこちらの方が便利)ですが、この記事を書いている時点で、最終更新日が1年前になっていましたので、こちらのプラグインをご紹介してみました。
新規制作時や運用中サイトの変更対応だけでなく、リニューアル案件で投稿タイプを整理したくなったケースでも大活躍ですね!
URLが変わってしまう場合にはリダイレクトの対応も必要になります。
VK Link Target Controller
投稿タイトルのリンク先URLを任意のURLに変更できるプラグイン。
トップページのお知らせ一覧からPDFファイルや外部サイトに直接リンクさせたい時などにとても便利です!ベクトル謹製。
Admin Column
管理画面の投稿一覧の表示項目を制御するプラグイン。
ベクトルのこのコーポレートサイトでも活用しています。
受託案件でも投稿一覧をお客様のケースに合わせて調整してあげると喜ばれること間違いなし!
XO Featured Image Tools
投稿の画像からアイキャッチ画像を自動生成するプラグイン。
投稿の最初の画像を自動的にアイキャッチ画像に指定したり、画像がない記事の場合も事前に設定したデフォルト画像が自動的にアイキャッチ画像になるので、アイキャッチ画像の設定を忘れても安心のプラグイン!
Flexible Table Block
日本人のWordPressエンジニアとして複数のプラグインを発表するなどで活躍されているHamanoさんによる、ブロックエディタで簡単にテーブルを挿入できるプラグイン。
セルの結合や分割ができて、レスポンシブにも対応。まさにフレキシブルで使いやすいプラグインです!
カスタマイズ上級者・受託制作者向けプラグイン
Advanced Custom Fields
カスタムフィールドのプラグインといえばで、まず名前の上がるプラグイン。
functions.php ファイルを介してフィールドとフィールドグループを管理できるのですが、ご存じでない方も多いのではないかと思います。ACFの公式ドキュメントはこちら。
Smart Custom Fields
追記: 残念ながらこのプラグインはメンテナンスやサポートが止まってますので、おすすめできません
カスタムフィールドを管理できるシンプルなプラグインです。使いやすく多機能なのに無料。テーマ SnowMonkey などでお馴染みの Kitajima さんをはじめ、たくさんの日本からのコントリビューターも開発に参加。
無料版でも繰り返しフィールドが利用できるのがポイント!シンプルな実装に向いています。チームベクトルのメンバーもコントリビューターとして参加!
Genesis Custom Blocks
動的なカスタムブロックをPHPのノリで作れる
動的なカスタムブロックをPHPのノリで作れる!動的ブロックなので後からレイアウトの変更や入力項目を増やしたりといった仕様変更に対応しやすいところがポイントです。
過去のVWSオンライン勉強会 「受託制作で役立つWordPressブロック開発実践カスタマイズ基礎」でも取り上げましたので、ぜひ併せてご覧ください。
WordPress Beta Tester
開発中の最新の WordPress のベータ版に、一足早くアップグレードして試せるプラグイン。
WordPressの開発中の最新バージョンを試せるプラグイン。開発者だけでなく、普通のユーザーでもベータ版を試すことができます。
運用中のサイトではなく、ローカル環境やテスト用のサイトで使用しましょう。念の為のバックアップもお忘れなく。
WP Downgrade
WordPress の過去のバージョンを指定してダウングレードするプラグイン。
先に紹介したプラグインとは逆に、WordPress のダウングレードができるプラグインもあります。
Show Current Template
今表示しているのがどのテンプレートファイルなのか、すぐに知りたい時に便利!
Query Monitor
WordPress 開発者向けのツールパネルを表示するプラグイン。データベースクエリ、PHP エラー、フックとアクション、ブロックエディターのブロック、読み込まれた JavaScript とスタイルシート、HTTP API 呼び出しなどがデバッグ可能になります。
開発者にとっては必須のプラグインですね!
WordPressサイトを楽しくするプラグイン
Smash Balloon Social Photo Feed
インスタグラムの投稿を表示するプラグイン。
インスタグラムの表示といえばで、とても多くのサイトで使われているプラグインです。
Combine Social Photos
上記と同じく、インスタグラムの投稿を表示するプラグイン。
ブロックエディタで簡単に使えます。無料なのに驚くほど多機能!
WP ULike
記事に「いいね」ボタンを設置できるプラグイン。アイコンをCSSカスタマイズしたり、ショートコードで好きな位置に設定可能。
Noteみたいな「イイね」を簡単に設置できる!
統計結果を表示してくれる画面もあり、反応の良い記事がわかりやすくなります。
Dinosaur Game
あの恐竜ゲームをサイトに実装できるプラグイン。インストールしたら ショートコード[dinosaur-game]をお好きな場所に書くだけ。
かわいい恐竜のゲームをあなたのウェブサイトに!
この記事を書いた人
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フルサイト編集対応ブロックテーマ
WordPress テーマ X-T9 は、WordPress 5.9 から実装されたフルサイト編集機能に対応した「ブロックテーマ」と呼ばれる新しい形式のテーマです。
ヘッダーやフッターなど、今までのテーマではカスタマイズが難しかったエリアもノーコードで簡単・柔軟にカスタマイズする事ができます。
パターンを使って
よりクオリティの高いサイトに
パターンとは、WordPressのブロックを組み合わせて作ったデザインテンプレートのようなもの。プロのデザイナーが制作したパターンを300以上公開中!コピペしながら高品質なサイトを簡単に作れます。
ブロックエディターで
ABテストを
自由に作成できる VK AB Testing
VK AB Testing は、ABテストを実施するための WordPress 用プラグインです。ブロックエディターでテストパターンを自由に作成でき、ランダム表示とクリック計測が可能です。Webサイトや広告などの施策の改善にぜひご活用ください。