アドベントカレンダー開催中!
ブログリレーの「Vektor Web Solution Advent Calendar 2024」が開催中です。ぜひベクトル製品に関するいろんなブログ記事をお楽しみください!
みなさんこんにちは。いしかわでございます。さて、アドベントカレンダーの投稿みなさまありがとうございます。
昨日のかんたさんの「【Lightning】ユーザー投稿型の求人サイトを作ってみた」では VK Filter Search Pro の実用的な使い方などをご紹介いただきまして、最終日は今年アップデートした内容で一押し機能を一挙紹介したいと思います!
- 1. ブロックパターンの追加
- 2. VK AB Testing(単品販売 / VektorPassport同梱)
- 3. VK Blocks / VK Blocks Pro
- 3.1. 固定表示ブロック(Pro)
- 3.2. テーブルブロックでの横スクロール機能
- 3.3. アラートブロックでのアイコンとインナーブロックの設定
- 3.4. グループブロックやカバーブロック全体へのリンク設定機能
- 3.5. レスポンシブスペーサーでXXSが指定できるようになりました
- 4. VK Filter Search Pro(有料)
- 4.1. タクソノミー検索に子階層の項目を開閉出来るアコーディオン機能を追加しました
- 4.2. タクソノミー検索に段階ドロップダウンの機能を追加しました
- 4.3. 検索結果の件数を表示できる Search Result Count ブロックを追加しました
- 4.4. Search Result Title ブロックを追加
- 5. VK All in One Expansion Unit
- 6. VK Dynamic If Block(公式ディレクトリ登録プラグイン)
- 6.1. ユーザーのログイン状態での条件分岐機能を追加
- 7. 2025年もよろしくお願いします。
ブロックパターンの追加
まずは今年、100近いブロックパターンを追加しました!実用的なパターンがたくさんありますのでぜひ確認してみてください!
VK AB Testing(単品販売 / VektorPassport同梱)
続いて今年リリースの新プラグイン VK AB Testing!
キャッチフレーズやデザインなど、複数のパターンを用意してどちらがクリック率が高いのか簡単に調査する事ができるので、クリック率向上=売上向上に直接貢献します!
VK AB Testing – ABテスト機能実装プラグイン –
「VK AB Testing」は、ABテストを実施するためのWordPress用プラグインです。ブロックエディターでABテストを自由に作成でき、ランダムに表示させることができます。
そして、この記事公開には間に合いませんでしたが、ABテストで登録したアイテムの中で、表示比率指定機能とクリック率の高いアイテムが自動的に表示比率が高くなるようになる自動最適化機能を年内にリリース予定です!
また、単品のプラグインですので、利用中のテーマを問わず全てのWordPressサイトで利用可能です。
VK Blocks / VK Blocks Pro
固定表示ブロック(Pro)
ヘッダーを固定したり、画面の左右にソーシャルアイコンを固定したり、下部にCTAを固定したりするのに便利な固定表示ブロックを追加しました。
テーブルブロックでの横スクロール機能
列の多いテーブルを作ると、PCでは普通に表示できてもスマートフォンなど画面の狭い端末では表示に無理が発生してしまいます。そういったケースで、表がつぶれないように、水平方向でスクロールができるようになりました。
VK Blocks 1.80.1 の WordPress 標準のテーブルブロックで水平方向のスクロールができるようになりました
VK Blocks 1.80.1 のWordPress 標準のテーブルブロックで水平方向のスクロールができるようになりました。
アラートブロックでのアイコンとインナーブロックの設定
VK Blocks のアラートブロックは今までずっと簡単なテキスト入力のみでしたが、それでは味気ないので、ブログ向けのテーマなどでは定番なアイコン付きの表示形式になるようにアップデートしました。
アイコンは任意で変更可能で、中の要素もテキストだけでなくリストや画像も挿入可能です。
VK Blocks 1.83.0 のアラートブロックでアイコンの設定とインナーブロックが利用できるようになりました
VK Blocks 1.83.0 のアラートブロックで、アイコンの設定とインナーブロックを利用できるように機能を追加しました。 アラートブロックは、これまではテキストのみ入力が可能で、テキストの中央寄せなどもできませんで […]
グループブロックやカバーブロック全体へのリンク設定機能
ボタンやリンクのテキストではなく、エリア全体にリンク指定がしやすいように、WordPress標準のグループブロックやカバーブロック、VK Blocks Pro の Outer ブロックなどにリンクを指定する機能を追加しました。
VK Blocks Pro 1.77.0 でOuterブロック全体にリンクを設定できるようになりました
VK Blocks Pro 1.77.0で Outerブロック全体にリンクを設定できるようになりました。
VK Blocks 1.79.0 のグループブロックでブロック全体にリンクを設定できるようになりました
VK Blocks 1.79.0 のグループブロックでブロック全体にリンクを設定できるようになりました。
レスポンシブスペーサーでXXSが指定できるようになりました
いままで XS 〜 XL でのサイズ指定だったために、”ほんの少しだけ余白をつけたい” という場合は数値指定する必要があり面倒なのと、余白のサイズはサイト全体で統一されていないと素人っぽくなってしまうので、XXSサイズを追加しました。XXLは…使う場面はほとんど無さそうですがオマケです。
VK Blocks 1.73.0 でレスポンシブスペーサーと共通余白にXXSとXXLを追加しました
VK Blocks 1.73.0 でレスポンシブスペーサーと共通余白にXXSとXXLを追加しました。
VK Filter Search Pro(有料)
タクソノミー検索に子階層の項目を開閉出来るアコーディオン機能を追加しました
地域のカテゴリーなど、親子関係があって項目数が多いタクソノミーを全て表示すると非常に場所をとるので、親が選択されたら子階層が表示されるというような、アコーディオン機能を追加しました。
VK Filter Search Pro 2.10.0 のタクソノミー検索に子階層カテゴリーをクリックで開閉できるアコーディオン設定を追加しました
VK Filter Search Pro 2.10.0 のタクソノミー検索で子階層カテゴリーをクリックで開閉できるアコーディオン設定を追加しました。
タクソノミー検索に段階ドロップダウンの機能を追加しました
アコーディオン機能はチェックボックスですが、こちらはセレクトのドロップダウンで、親の分類を選択したら子の分類のドロップダウンが表示されるという機能を追加しました。
VK Filter Search Pro 2.10.0 のタクソノミー検索に段階ドロップダウンの機能を追加しました
VK Filter Search Pro 2.10.0 のタクソノミー検索に段階ドロップダウンの機能を追加しました。
検索結果の件数を表示できる Search Result Count ブロックを追加しました
検索結果ページで、「◯◯件が該当しました」というような表示をするための Search Result Count ブロックを追加しました。
VK Filter Search / Pro 2.12.0 で 検索結果の件数を表示できる Search Result Count ブロックを追加しました
VK Filter Search / Pro 2.12.0 で 検索結果の件数を表示できる Search Result Count ブロックを追加しました。
Search Result Title ブロックを追加
現在表示している検索結果が、どんな条件のものなのか? 個人的には検索結果ページにも絞り込み検索フォームが表示されていて、その選択状態みたらわかるやん…と思ったりもしますが、文字列で表示したいという要望もあったので追加しました。
VK Filter Search / Pro 2.8.0 で検索結果ページに検索条件を文字列で表示する Search Result Title を追加しました
VK Filter Search / Pro 2.8.0 で検索結果ページに検索条件を文字列で表示する Search Result Title ブロックを追加しました。
VK All in One Expansion Unit
VK All in One Expansion Unit には、WordPress標準の “投稿” や “固定ページ” の他に別の投稿タイプ(例えば “施工実績” や “イベント情報” など )を簡単に追加する事ができる カスタム投稿タイプマネージャー という機能があるのですが、追加したカスタム投稿タイプにアイコンを指定できるようになりました。
ExUnit 9.98.0 のカスタム投稿タイプ設定でメニューアイコンを変更できるようになりました
ExUnit 9.98.0 のカスタム投稿タイプ設定でメニューアイコンを変更できるようになりました。
※ カスタム投稿タイプはテーマに関係なく追加できます
VK Dynamic If Block(公式ディレクトリ登録プラグイン)
VK Dynamic If Block は PHP の if 文のように、ブロックエディタ上で条件分岐を簡単に実施するためのプラグインです。
言語での条件分岐機能を追加
多言語サイトなどで、表示中の言語に応じてナビゲーションなどの表示要素を切り替えたい場合に有効です!
が…個人的には多言語サイトはプラグインなど使わずにサイト自体を別にした方がいいとは思ってます…。
ユーザーのログイン状態での条件分岐機能を追加
会員サイトなどで、ログイン中のユーザーかどうかで表示要素を切り替えたりする事が簡単にできます。たとえば VK Blocks Pro のダイナミックテキストブロックと組み合わせると、ログイン中のユーザーに対して、「こんにちは ◯◯さん」といった表記をし、未ログインの場合はログインへのリンクを表示したりする事がノーコードで可能です。
VK Dynamic If Block 0.7.0 でユーザーがログインしているかどうかの条件分岐を追加しました
VK Dynamic If Block 0.7.0 でユーザーがログインしているかどうかの条件分岐を追加しました。
2025年もよろしくお願いします。
いかがでしたでしょうか? 既に来年に向けて新しいプロジェクトもいろいろ動いています!
ますます便利になる弊社製品を2025年もよろしくお願いいたします!
この記事を書いた人
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名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
WordCamp Kyoto 2017 セッションスピーカー
他
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パターンとは、WordPressのブロックを組み合わせて作ったデザインテンプレートのようなもの。プロのデザイナーが制作したパターンを300以上公開中!コピペしながら高品質なサイトを簡単に作れます。
ブロックエディターで
ABテストを
自由に作成できる VK AB Testing
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