【創立3周年コラム】株式会社ベクトルの目指すもの


  1. Staff Blog
  2. ベクトル魂
  3. 【創立3周年コラム】株式会社ベクトルの目指すもの

3rd

ベクトルも創立して早3年。4期目に突入しました。

独立した時はうまくいくか心配でしたが、当時の自分が信じた通り、一応何とかやれてます。

ご支援いただいています皆様に感謝です。

さて、最近改めて

石川さんはベクトルという会社をどうしようと思っているのか?
ベクトルという会社はどういう会社なのか?

と聞かれる事が多く、いろいろ考えていたら、3年経ってようやく自分が何に向かっているのか気づきました。多分これが「企業ミッション」なのだと思います。

そんな話しを順を追って書いておきたいと思います。

ベクトルを立ち上げた時点で企業ミッションはなかった

既に【創立一周年コラム】独立への経緯をお読みいただいている方はご存知の通り、僕が独立した大きな理由としては実際のところ、仕事の流儀の面で会社と折り合いが付かなかったという事があります。その反動で、

– 喜ばれる仕事をする。その対価として報酬を得る。-

という方針を掲げていたわけで、広告という形でいろんな企業の良さを表現して、応援するのは素晴らしい事だなと思ってました。勿論これはベクトルにとって変わることの無い方針ですが、ただ、それは個人でも出来る事なので、会社組織である必要はなく、したがって人を雇う事は考えていませんでした。

「雇用を創出する」事を1つの目標とした3期

– 雇用を創出して生きがいのある人生を共有する –

2期後半~3期目で人を雇おうと思った経緯についてはだいたいこちらに書いてある通りですが、雇用するってその人の人生に大きく関わるので、凄い事だなと。

近年の厳しい雇用情勢の中で、雇用を生み出して、「ベクトルで働けてよかった」と思って貰えたら、少なくとも社員の人数分の役には立てたのかなと思うわけです。

でも、雇うなら、

– 凄いチームを作って喜ばれるものを世に送り出したい –

と思いました。喜ばれるものを作るために仲間を集めて一緒にやっていくって凄く楽しそう。
ベクトル海賊団」みたいな・・・海賊じゃないので「ベクトル制作団」・・・いや・・・「制作団」はちょっとイマイチですがまぁそんな感じ。

3期はインターンなどの受け入れもやってみました

3期では高校に訪問して社会人講師という事で少しお話したり、高校生の職業体験や大学生のインターンを受け入れました。

これは自分の体験上、とにかく若いうちに「情報は自分が望めば手に入れられる。」「仕入れた情報の世界に飛び込めば世界が広がって成長し続ける。」という事を知っておいて欲しかったから。

せっかく興味があっても「よくわかんなさそうだからいいや」と諦めていると、どんどん興味が薄れていって、何も成長しないフリーターのまま就職出来ないとか、毎日同じ作業をする会社に何年もいて、リストラされて人生詰んだり・・・。

職にもつけなくて生活保護を受けるようになればそれは社会の負担になるし、仕事につけなくてお金がなければ強盗したりホームレスになったりして治安も悪くなる。

そうならないように、趣味の事でもいい。とにかく「興味を持った事は調べて、よさそうだと思ったらその世界に足を踏み入れてみる。」という事の大切さを若いウチに気づいて欲しい。

そしたらその1人がしっかり働けて経済を回す一員となるし、何よりその人にプラスになる。

というタテマエで「インターンに若い女の子が来てキャッキャウフフしたい!」とか考えてたら全員男の子でした…

日本の魅力を発信したい

その他3期で改めて思ったのが、日本の魅力をもっと発信・応援したいという事。

もともと自分は和風なもの全般について好きなのですが、日本ってお城や寺社仏閣などの古い建造物もあれば、伝統工芸品など、独特の素晴らしい文化が沢山残っていますよね。

お城や寺社仏閣は人気なので、もっとPRすれば地方にお金を落とす人が増えて地域の活性化にもなるし、素晴らしい伝統工芸があるのに後継者がいなかったり、ITに疎くPRが苦手だったりするので、Webなどを活用して維持・発展に貢献していきたいと思ってます。

日本は凄い国

先日母親が亡くなったのですが、設備の整った病院で何年も高度な医療を受けて、最後はキレイな緩和ケア病棟で孫にお見舞いされつつ人生を終えられた。

孫は孫で今は何の不自由なく親に甘えて快適な居住空間で元気に楽しく育ってる。

でも、近年では景気の衰退・新興国の台頭で日本でも普通に貧困層が急激に広がってしまってる。
いろいろと悲惨な人生を終える人、生まれたばかりなのに過酷な人生を送っている子供が増えている。

ひとごとじゃなくて自分達の老後も本当に心配。

自分が小学生だった頃、世界地図で日本を知って「日本って小さいなー!」と思ってたら、こんなに小さいのに実は鉄鋼や車、電気製品が世界のトップレベルだったり、ホンダがF1やオートバイのレースで圧倒的強さで世界を席巻してて、「うぉ、すげーな、日本・・・。」と驚きつつ凄く誇らしかった。

だから、やっぱり日本経済頑張って欲しい。

安全で経済も文化も豊かな日本を…

世界に誇れる日本を次世代に引き継ぎたい

って事が根底にあったのだなと。
きっとこれが凄く広い意味での「企業ミッション」なのかなと思いました。

※高度成長は条件の揃った反則なのでそのまま引き継ぐとかムリムリとかいうツッコミは無しでお願いします。自分に出来る事なんてしれてますが、小さな事からコツコツと取り組みます。

4期の目標

そんな企業ミッションも踏まえて、企業を応援するべく広告制作業を突き詰めていく必要があるわけですが、経営戦略上どうしても最近は「WordPressの会社/BizVektorの会社」状態となってしまっており、会社成長の過程としては必要なステップだとは思うのですが、自称「広告企画・制作・デザイン会社」としては不本意に思っていたりもします。

ようやく人員も増えてきて、従来よりも企画・デザイン負荷の高いものにも挑める体制になってきたので、4期は基板固めは勿論のこと、システムだけじゃないクリエイティビティが高く、結果を出す制作物を世に送り出して行きたいと思います!

この記事を書いた人

石川栄和代表取締役
名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
WordCamp Kyoto 2017 セッションスピーカー
フルサイト編集に対応したブロックテーマ X-T9

フルサイト編集対応ブロックテーマ

WordPress テーマ X-T9 は、WordPress 5.9 から実装されたフルサイト編集機能に対応した「ブロックテーマ」と呼ばれる新しい形式のテーマです。
ヘッダーやフッターなど、今までのテーマではカスタマイズが難しかったエリアもノーコードで簡単・柔軟にカスタマイズする事ができます。

パターンを使って

よりクオリティの高いサイトに

パターンとは、WordPressのブロックを組み合わせて作ったデザインテンプレートのようなもの。プロのデザイナーが制作したパターンを300以上公開中!コピペしながら高品質なサイトを簡単に作れます。

VK AB Testing は、ABテストを実施するための WordPress 用プラグインです。ブロックエディターでテストパターンを自由に作成でき、ランダム表示とクリック計測が可能です。Webサイトや広告などの施策の改善にぜひご活用ください。


このデモサイトは Vektor,Inc. のテーマとプラグインで構築されています。ご購入や詳細情報は下記のリンクもご参考ください。

PAGE TOP