Lightningはどこへ行く? 開発者にいろいろ聞いてみた


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この記事は「 WordPress Theme Lightning & BizVektor 他 Advent Calendar 2017 」12月21日の記事になります。

弊社は、度々「株式会社ビズベクトル」さんと愛を持ってお声がけ頂くことがありますが、正しくは「株式会社ベクトル」と言いまして、弊社がリリースしている WordPressのテーマが「BizVektor(ビズベクトル)」。そして、その後リリースしたテーマが「Lightning(ライトニング)」となります。

ついでに言いますと、ベクトルのスペルはアメリカのヘヴィーメタルバンドと同じ「Vektor」で、「Vector」ではないことを覚えておいていただけると嬉しい限りです。

↑ 今日知りました。

話がそれてしまいましたが、現在、弊社の開発は「Lightning」にリソースの多くを投入しており、機能・デザインの充実に力をいれています。最近、BizVektorの新しいプラグイン、出てないよなとお気づきの方もいるのではないでしょうか。

そんな状況の弊社ですが、来年に予定されている WordPress5.0へのメジャーアップデートだったり、ジワジワきている凄い開発者さんがリリースしているカッチョイイテーマだったりに触発されて、このままでは駄目だっ!と焦りを覚えています。

そんな現場の生の声を、弊社代表であり「Lightning」「BizVektor」のコア開発者でもある石川に聞いてみましたので、ご紹介いたします。

「Lightning」「BizVektor」コア開発者:石川への質問

何度も聞かれてると思いますが「Lightning」の名前の由来って?

順当にいけば「BizVektor2」だったのですが、一番大きいのはBizVektorの前提で書籍が発売されていたり、セミナーの資料など作られている方も沢山いらっしゃった都合上「BizVektor」の名前でフルリニューアルする事が出来なかったのが大きいです。また、後継テーマではなくて全く新しいテーマという印象づけをしたかった面もありますね。

そこで、BizVektorとの大きな違いでもあるファイル構造がシンプルで軽いという点で「Light」。それだけでは弱いなと思い、響きがカッチョイイじゃんってことで「Lightning」にしたような気がします。

ただ、失敗したなと思ったのは「Lightning」ってMacのライトニングケーブルだったり、「FINAL FANTASY XIII」シリーズのライトニングのテーマがあったりで、そもそも普通にLightingって単語は普段使われたりするので、自分のテーマの使われ具合をGoogleやtwitterとかで検索しにくいので、今後はBizVektorみたいな造語の方がいいなと思いました。

これまでリリースしたプラグインでヒット(儲かった)したものって?

年数が経っているものは自ずと売上にも貢献しているので、儲かったという点で紹介するのは難しいですが、思い入れのあるものやインパクトがあったものだと…

Lightning JPNSTYLE

Lightningの最新デザインスキンとして 11月にリリースしたばかりです。弊社初、和テイストな商品やサービスとの相性が良いデザインスキンでオススメ!

https://lightning.nagoya/ja/plugins/ex_plugin/lightning-jpnstyle

ちなみに和風と謳ってますが、背景画像(模様)などを無しにすれば和風じゃない普通のコーポレートサイトなどでも全然いけます。

Penetrate scene

BizVektorの有料デザインスキンになりますが、リリース第一号として想い出深いものです。今でもたまにお買上げいただいています。

BizVektoデザインスキン「Penetrate scene」

BizVektor VAST

発売当時に流行っていたテイストをふんだんに盛り込んだデザインスキンとして出だしもかなり好調で、ロングセラーなデザインスキンです。

BizVektoデザインスキン「VAST」

コピーライトカスタマイザー

ニーズはかなりあるので売れてはいる。が、単価が安いので儲かっているかは微妙なところ…

Lightning機能拡張プラグイン「コピーライトカスタマイザー」

儲けが出れば、それだけ開発にリソースを割けるようになり、みなさんが欲しいデザインや機能をリリースすることも出来るようになるので、もしよろしければご協力いただけますと幸いです・・・。

ここだけの話、還元率の良いアフィリエイトがあったりするんですよ!

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逆に、これは残念だったってものは、ある?

企業秘密です…。

まぁそもそも「デザインスキン」という構造が、本体をアップデートすると販売中のデザインスキン全て対応するのが非常に手間であったりとか、いろいろ悩ましい問題も多いです…。

新しい機能はどのようにして実装しているのか?

弊社は、自社テーマの開発だけではなくてお客様から要望をいただいて、Webサイトや Webシステムの開発も行なっております。

お仕事については随時受付中ですのでお気軽にお声がけいただければ幸いですが、そんな中でいただく要望の中には、他のお客様にもきっと喜んでいただけるであろうものがあったりします。

それらを一般向けにチューニングをした上で機能追加したり、あとは、フォーラムや WordCampなどでお会いした際に直接お声がけいただくなどして実装しています。

ユーザーのニーズが高い、実装して欲しいと言われる機能ってある?

最近では、

  • 「Lightning」スライド画像の間隔変更機能
  • 「VK 最新記事」ウィジェット下に表示する一覧ページへのリンク表示機能

を実装しました。

現在、開発中の機能やデザインスキンのこと、ちょっとだけ教えて!

BizVektorであった、ページ上部の右上あたりに電話番号を表示させたいという要望が多かったので、Lightning用のスキンで普通〜に使えるオーソドックスなものを開発してます。

これから先の Lightningの開発について、やりたいこと、やるべきことは?

やるべきこととしては、モバイルページを高速表示させるための施策「AMP(Accelerated Mobile Pages)」は必須です。

あと、モバイルメニューのリニューアル。現状ですと、子階層が全て表示されてしまうので折りたたみに対応出来るようにするのと、画面下部に固定表示されるアイコンタイプのメニューを設置したいです。

BizVektor、Lightningに続く新しいテーマ開発の構想なんてある?

Lightningをリリースしてからもう2年以上経ったので、そろそろBizVektorをフルリニューアルしたいなと思ったりしますが・・・

なかなか手がつけられずで・・・まだまだ当分先になりそうです(汗)。

開発者として、特に意識していることは?

テーマで言うと、WordPressは 100%GPLが推奨されているので、100%GPLで頑張っていきたいなと思ってます。

※ 100%GPLとはテーマで使われているCSSやJS、画像ファイルなど、全てのファイルをGPLとしているテーマの事です。100%GPLでないテーマは1ライセンスにつき1サイトまでというような利用制限を設けたりしています。

石川栄和

最後に

以上、ドラクエよりファイナルファンタジー推しのディレクター、伊藤がお伝え致しました。

今年も多くの皆様に、「Lightning」及び「BizVektor」をご利用いただきましたこと、スタッフ一同、嬉しく思っており、心よりお礼申し上げます。

みなさま一人ひとりの細かな要望には応えきれてはいないかと思いますが、2018年以降も、より多くの皆様に使っていただけますよう、機能実装・デザインスキンの開発をして参りますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

伊藤 晋之ディレクター
2015年の「WordFes Nagoya」では、実行委員長を務めさせていただきました。
フルサイト編集に対応したブロックテーマ X-T9

フルサイト編集対応ブロックテーマ

WordPress テーマ X-T9 は、WordPress 5.9 から実装されたフルサイト編集機能に対応した「ブロックテーマ」と呼ばれる新しい形式のテーマです。
ヘッダーやフッターなど、今までのテーマではカスタマイズが難しかったエリアもノーコードで簡単・柔軟にカスタマイズする事ができます。

パターンを使って

よりクオリティの高いサイトに

パターンとは、WordPressのブロックを組み合わせて作ったデザインテンプレートのようなもの。プロのデザイナーが制作したパターンを300以上公開中!コピペしながら高品質なサイトを簡単に作れます。

VK AB Testing は、ABテストを実施するための WordPress 用プラグインです。ブロックエディターでテストパターンを自由に作成でき、ランダム表示とクリック計測が可能です。Webサイトや広告などの施策の改善にぜひご活用ください。


このデモサイトは Vektor,Inc. のテーマとプラグインで構築されています。ご購入や詳細情報は下記のリンクもご参考ください。

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