ロリポップサーバーでPHPバージョンを確認・変更する方法

,

  1. Staff Blog
  2. WordPress
  3. ロリポップサーバーでPHPバージョンを確認・変更する方法

WordPressは、WEBサーバー上で実行されるPHPというプログラムで動作しています。
PHPは、新機能追加、パフォーマンスの向上、バグ修正などにより頻繁にバージョンアップされていますので、 WordPressサイトを安全・快適に運用するためにも、 また、サポートを受ける際に必要な情報となる場合もあるので、PHPバージョンを確認し、最新のバージョンにアップデートしていくことが大切です。

PHPバージョンを確認する方法

PHPバージョンを確認するには以下のような方法があります。

  • ダッシュボードの「サイトヘルス」で確認する(WordPress5.2以降)
  • PHPファイルを作成しブラウザで確認する (phpinfo関数)
  • 利用しているレンタルサーバーの管理パネルから確認する
  • SSHでコマンドを実行する
  • PHPバージョンを確認できるプラグインを追加する

phpinfo関数を使った確認方法と、WordPress5.2以降の機能「サイトヘルス」で確認する手順については、以下の記事でご紹介しています。

それでは、ロリポップサーバーの管理パネルから確認・変更する方法をご紹介します。

PHPバージョンを確認する

【ユーザー専用ページ】にログインしてください。

【サーバーの管理・設定】>【PHP設定】をクリックしてください。

設定されているドメインの「バージョン」にて確認できます。ここでは、PHP7.1(モジュール版)が設定されていますが、ロリポップではモジュール版とCGI版のどちらも選べるようです。

PHPにはモジュール版とCGI版がありますが、モジュール版は、WebサーバーのプロセスでPHPが実行されるため、Webサーバーとは別のプロセスで実行されるCGI版に比べ、動作速度が高速になるという利点があります。

【重要】PHPバージョンを変更する前に

PHPをバージョンアップする前の注意点や基本の流れを以下の記事でご案内しています。必ず以下の記事を読んでからPHPのバージョンを変更してください。

PHPバージョンを変更する

PHPバージョンを変更するには、設定したいバージョンを選び「変更」ボタンをクリックしてください。

メッセージが表示されますので「OK」ボタンをクリックしてください。

設定反映に5~10分ほど時間がかかるようですが、これで変更完了です。

ちなみに、 ひとつのサーバーに複数のドメインを設定されているマルチドメインの場合、ロリポップサーバーでは、ドメイン単位でPHPバージョンを確認・変更することが可能です。

以上、ロリポップサーバーの管理パネルからPHPバージョンを確認・変更する方法のご紹介でした!

さくらサーバー編、エックスサーバー編もあります。ご利用の方はご参考にどうぞ!


この記事を書いた人

ササキ カオリ
ササキ カオリ
株式会社ベクトルでリモートワークしながら某レンタルサーバー会社にも時々勤務しているパラレルワーカーです。WordCamp Osaka 2019登壇しました。フジロックが好き。
フルサイト編集に対応したブロックテーマ X-T9

フルサイト編集対応ブロックテーマ

WordPress テーマ X-T9 は、WordPress 5.9 から実装されたフルサイト編集機能に対応した「ブロックテーマ」と呼ばれる新しい形式のテーマです。
ヘッダーやフッターなど、今までのテーマではカスタマイズが難しかったエリアもノーコードで簡単・柔軟にカスタマイズする事ができます。

パターンを使って

よりクオリティの高いサイトに

パターンとは、WordPressのブロックを組み合わせて作ったデザインテンプレートのようなもの。プロのデザイナーが制作したパターンを300以上公開中!コピペしながら高品質なサイトを簡単に作れます。

VK AB Testing は、ABテストを実施するための WordPress 用プラグインです。ブロックエディターでテストパターンを自由に作成でき、ランダム表示とクリック計測が可能です。Webサイトや広告などの施策の改善にぜひご活用ください。


このデモサイトは Vektor,Inc. のテーマとプラグインで構築されています。ご購入や詳細情報は下記のリンクもご参考ください。

PAGE TOP