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Vektor WordPress Solutions Advent Calendar 2022 12月5日の記事です。
WordPress の新プロジェクトとしてスタートしたフォトディレクトリと、写真の登録方法を紹介しています。関連して、ベクトルでは実際に写真を撮りに行くフォトウォークを開催しました。
こんにちは、スタッフのトリさんこと鳥山です。
昨日はベクトル最強のデザイナー久納さんより、「コピペで簡単カスタマイズ!「Pz-LinkCard」プラグインで、非WordPressサイトの埋め込みもLightning風ブログカードのデザインにする方法」をお届けしました。WordPress じゃないリンク先も Lightning風ブログカードに!活用したいですね。
続いて本日は、 WordPress のフォトディレクトリを紹介します。
フォトディレクトリとは?
Web制作や、ブログで使える写真を探すのが難しい!と思ったことはありませんか?
ネット上で見つけた写真を無断で使うのはもちろん違法です。
素材サイトを検索しても、クレジット表記が必要だったり、商用に使ってもよいのか?ライセンスがよくわからないことがあります。とはいえ有料の写真提供サイトもハードルが高いですね。
そのようななか、WordPress の新プロジェクトとしてフォトディレクトリ (Photos) が2022年にスタートしました。
WordPress のフォトディレクトリでは、誰でも自由に使える写真を提供しています。
すべての写真が無料で高画質、ライセンスは CC0 (クリエイティブ・コモンズ0) となっています。
CC0
https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/deed.ja
たとえ営利目的であっても、許可を得ずに複製、改変・翻案、配布、上演・演奏することが出来ます。
写真を登録してみよう
写真を提供するのは、WordPress ユーザーです。
どんどん登録して、使える写真を増やしましょう!
ガイドライン
写真を登録するにあたってライセンスや画質、注意する点についてガイドラインがあります。
写真を登録するには、 Photos のトップページ下のほうにある Submit your photo のリンクから進みます。
具体的には下記のページです。
WordPress ユーザーとしてログインしている場合のみフォームが表示されます。
こちらから (いまのところ) 1枚づつアップロードします。
Description
写真の説明を書きます。
オプションですが、この内容から写真がタグ付けされますので書くことをおすすめします。英語テキスト推奨で、単語の並びでもよいかと思います。海外ユーザー向けに地名 (Japan、Nagoya など) を入れるのも良さそうです。
ベクトル秋の名古屋合宿で撮った1枚もさっそく登録されています!
確認事項
お手数ながら、写真1枚づつに下記の確認が必要です。
- この画像をアップロードする著作権またはその他の法的権利を持っている。
- この写真は CC0 ライセンスで利用できる。再販、マーケティング、ブランディングなど、費用や帰属なしであらゆる目的に使用できる。
- 写真は実際の写真であり、スクリーンショットやデジタルアートではない。
- 写真は高品質である(構図と照明がよく、ぼやけていないなど)。
- 写真にオーバーレイ (透かし、著作権表示、テキスト、グラフィック、境界線) が含まれていない。
- 写真が過度に処理されていない (過度の写真編集またはフィルターの使用)。
- 写真は、複数の写真のコラージュまたは合成ではない。
- 写真は、暴力、流血、憎悪、または性的コンテンツを描写していない。
- 写真の大部分がテキストではない。
- 写真は、他人のアートワーク (絵画、ドローイング、落書きなど) のみで構成されていない。
- 写真に人間の顔が含まれていていない。
- 写真は、誰かのプライバシーを侵害する可能性はない (住所、ナンバープレートなど)。
- 写真は、以前にこのサイトに投稿したもののマイナーバリエーションではない。
CC0 の著作権について
CC0 の著作権は、「法令上認められる最大限の範囲で放棄 」との説明があります。
日本の著作権法とは異なりますので、投稿する写真の著作権や、その他の法的権利を保持しておくと安心です。
審査
アップロードした写真は、WordPress のボランティアによる審査があります。
問題がなければ、2〜5日ほどでメール通知がありフォトディレクトリに公開されます。
1回の申請でアップロードできる写真は5枚まで。審査を通過したら、また次の写真をアップロードすることができる仕組みです。
フォトウォークをベクトルでもやってみた
さっそく我がチームベクトルでも、フォトディレクトリへ写真を登録すべくフォトウォークを開催しました。
おりしも、ベクトル恒例の秋合宿、
ふだんはリモートで仕事してる仲間が名古屋に集まり、夏からJoinした新メンバーや、ようやく会えた海外からのメンバーとも交流を深める機会です。
集まってなにをするか?
みんなで WordPress のコントリビュート的ななにかをしてみよう。コア (WordPress の本体) にバグや修正を報告したり、プラグインの翻訳をしてみたり、やったことない作業でもこのメンバーなら誰かに聞きながらすすめることができそう?と話しているなかで、ふとフォトウォークの案がでました。
PCに向かうのはリモートでもできる、気候がよいから名古屋でフォトウォークをすることに。
撮った写真をフォトディレクトリに登録すれば、コントリビュートの一環といえます。
覚王山・四谷めぐり
場所は、以前メンバーから紹介されて行ってみたかった名古屋市内の 覚王山・四谷めぐりと決まりました。
コース長5.5キロメートル、毎日デスクワークの私たちそんなに歩けるのかしら? と心配しつつ、いつもの作業時間に合わせて朝10時ごろスタート!
揚輝荘
茶室がある北園と、聴松閣がある南園に分かれています。
「揚輝荘」は、大正から昭和初期にかけて(株)松坂屋の初代社長である15代伊藤次郎左衛門祐民の別荘として、覚王山の丘陵地に建設された、 名古屋の近代における郊外別荘の代表作です。
https://www.yokiso.jp/
北園に入ると、鮮やかな紅葉が目に飛び込んできました。
赤く色づいたモミジと秋晴れブルーのコントラスト、一行はもくもくと写真を撮り始めました。
庭園のなかにはお稲荷さんも。
南園は、聴松閣 (ちょうしょうかく) というベンガラ色 (オレンジっぽい) の建物がメインです。
伊藤次郎左衛門祐民が海外を旅した際の思い出が再現されているとのこと。1階は晩餐会をしていた食堂、2階はイギリス様式の書斎、地下はインド様式のダンスホールだったとか。
自由に写真を撮ってもよいのが嬉しいポイントでした!
覚王山日泰寺
「日泰」とは日本とタイ王国のことで、日本でただひとつ釈迦の遺骨が納められたお寺だそうです。
撮影に集中しているうちにお腹が減ってしまったので、覚王山・四谷めぐりはここまで。
はたして次回に持ち越されるのでしょうか?
あいち航空ミュージアム
飛行機で帰るメンバーに合わせて予定を変更し、一行は名古屋空港へ。
時間がせまるなか、空港近くのあいち航空ミュージアムを小走りで見学。
帰ったらフォトディレクトリになにかしら写真を登録してみよう!と誓い合うチームベクトルでした。
フォトコントリビューターになろう
フォトディレクトリに写真が登録されると、フォトコントリビューターとしてバッジがもらえます。
これは嬉しいですね!
たぶん WordPress のコントリビュートのなかでもっともハードルが低いのではないかと思います。
挑戦してみてはいかがでしょうか?
明日のアドベントカレンダーはマサトwebディレクターさんより、スタートアップにはLightningがもってこいという点など語っていただく予定です。お楽しみに〜
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Vektor WordPress Solutions Advent Calendar 2022 は記事を書いてくれるかた募集中です。
ご参加者さんにはベクトルオリジナルグッズをプレゼント!ぜひお気軽にご参加ください!
この記事を書いた人
- Webデザイナーでカメラマン。Vektorチームでは、VK パターンライブラリと写真係を担当しています。WordCamp Tokyo 撮影班 / 着物屋くるり専属カメラマン
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