この記事は「Vektor WordPress Solutions Advent Calendar 2021」の12月1日の記事になります。
みなさんこんにちは。WordPressテーマ Lightning及びベクトルプロダクト制作監督の石川です。
今年もアドベントカレンダーの季節がやって参りました。
12月になりまして、この記事は「WordPress Theme Lightning Advent Calendar 2021」の最初の投稿となります。本題に入る前にAdvent Calendarについて記載します。
- 1. Advent Calendarとは
- 2. Lightning 関連のリリース
- 2.1. Lightningの第3世代バージョンリリース
- 2.2. Lightning G3 Pro Unit リリース
- 2.3. 和風デザインキット VEKUAN リリース
- 2.4. ビジネス向けデザインキット Evergreen リリース
- 2.4.1. 無料配布について
- 3. VK Filter Search Pro リリース
- 3.1. VK Filter Search Pro の立ち位置
- 4. VK Block Pattern Plugin Generator リリース
- 5. まとめ
- 5.1. アドベントカレンダー参加者募集中!
Advent Calendarとは
本題に入る前にこの記事を読んでいる方で「アドベントカレンダーって何?」って思う方も多いかと思います。
Adventarの記載を引用すると
Advent Calendarは本来、12月1日から24日までクリスマスを待つまでに1日に1つ、穴が空けられるようになっているカレンダーです。WebでのAdvent Calendarは、その風習に習い、12月1日から25日まで1日に1つ、みんなで記事を投稿していくというイベントです。
AdventarではAdvent Calendarの作成や登録などを行うことができます。
と、記載されています。
もう少し具体的に説明すると、まず最初にカレンダーに自分が『この日に書くよ』って事を登録して、自分のブログに記事を書いて自分が登録した日付で記事を公開。します。
記事の最初にはこの記事がアドベントカレンダーの記事である旨書きます。
この記事は「WordPress Theme Lightning Advent Calendar 2021」の12月1日の記事になります。
前回の◯◯さんの「◯◯さんすてき」の記事に引き続き、◯◯について書きたいと思います。
みたいな感じではじまり、本文を書いて、最後は
次は◯◯さんが◯◯について書いてくれるそうです。
というように書いて読者がアドベントカレンダーの記事を見てくれるように紹介すると良いです。
公開したら、「WordPress Theme Lightning Advent Calendar 2021」にどんなタイトルで書いて、どこで公開してあるかURLを記載します。
まだまだ登録枠が沢山ありますので、LightningやBizVektorの気に入っている所、ここを改善してほしいという所、こんな使い方出来るなど、どんどん書いて貰えるとウレシイです。
ちなみに昨年のアドベントカレンダーはこちらになります。
では本題行ってみましょう!
Lightning 関連のリリース
Lightningの第3世代バージョンリリース
みなさんご存知の通り、今年はこれが一番大きな変化だったと思います。
- Lightning の構造が古くなっていたので全面改修
- 高機能版のテーマ Lightning Pro を販売するのではなく Lightning G3 Pro Unit というプラグインでの機能強化へ切り替え
という事で非常に大掛かりな変更でしたが、なんとか無事に移行できたのではないかなと思っています。
Lightning G3 Pro Unit リリース
機能一体型から、機能強化のプラグイン Lightning G3 Pro Unit にした事で、
- 無料版からPro版への移行が楽になる
- 機能毎に有効化を選択できる
使い勝手として今までと大きく違う部分ですが、機能もかなりいろいろ改善出来ていい感じになっているのではと思います。
和風デザインキット VEKUAN リリース
わたくし入魂の和風デザインキット。当初 Lightning Pro のスキン JPNSTYLE の G3 版として開発していましたが、専用ブロックパターンの追加、専用デザインプリセットの追加、CSSの全面見直しなど、事実上新規開発だったため別製品とさせていただきました。
これ…かなり工数かけて作ったわりにはあんまり売れてないんですよね…。ぐぬぬ…。
何卒よろしくお願いいたします!
ビジネス向けデザインキット Evergreen リリース
こちらは デザイナーのうなこさんがデザインしてくれたデザインキット。
こちらはVEKUANよりも汎用性が高いので、会社のホームページをはじめ、クリニックやカフェなど、幅広く使えると思います!
ご利用のみなさんにも大変好評いただいています!
無料配布について
こちらも開発工数はかなりかかっていますが、VEKUANと違って現在無料扱いになっています。
価格設定については本当に迷って、最初はVEKUANと同じ価格で販売する方向で内部決定していたのですが、販売前日にほぼ僕の独断で無料に変更しました。
外から見ると「石川さんサービスしずぎ…」と見られてしまうかもしれないのですが、騙されてはいけません。
肌感ですがおそらく無料の方が利益になるのではないかなと思っての無料キャンペーンです。
- 有料だと直接お金になるが、販売対象があくまで既存の有料版ユーザーに限られ、その中の数%にしか売れない。
- Evergreenを無料にすれば、今まで無料版のLightningにも縁のなかったユーザーまで含めて G3 Pro Pack を買うきっかけになる。
無料配布!だと拡散されやすい(広報コストが少なくても自動的に広がりやすい)
有料版の母数を増やす事は事業継続に必要不可欠だし、単年でなく今後の継続課金にも繋がる
という2つを天秤にかけたら、後者の方が利益が大きいなという想定での無料キャンペーンです。
実際どちらが利益になるのかはわかりませんが、順調に G3 Pro Pack とセットでご購入される方が多いので、とりあえずVEKUANと違って爆死しなくて良かったと安心している今日この頃です。
しかしながら、VEKUANは広報不足なだけで、和風サイトを作るには良いプラグインだと自負しております。
Pro版ご利用のユーザーの方にはぜひVEKUANも宜しくお願いしたく思います ( ̄人 ̄)
VK Filter Search Pro リリース
絞り込み検索が簡単に実装できる無料の検索ブロックプラグイン「VK Filter Search」の高機能版。
こちらはベクトル製品の中では高価格ですが、高度な絞り込み検索が簡単に埋め込める超便利プラグインなので、ご購入のユーザー様にも大変好評いただいています!
現在機能追加実装中で年内アップデートを想定していますのでお楽しみに!
VK Filter Search Pro の立ち位置
ベクトルの売上は現在受託は過去の顧客の継続のみなので、ほぼテーマとプラグイン販売なのですが、Lightning関連の比率が高すぎるので、これは企業としては危ういなと思ってます。
なので、VK Filter Search Pro は2022年も積極的に開発・宣伝してベクトルのもう一つの柱になって欲しいと思ってます。
VK Block Pattern Plugin Generator リリース
最後に存在自体あまり知られていない VK Block Pattern Plugin Generator。
僕が2020年末に交通事故で手を怪我してプログラムしかやる事がなくなってしまった為に急ピッチで開発・リリースされた「怪我の功名」と社内で呼ばれるプラグイン。
できる子なんです。
ベクトルのテーマで使いやすいブロックパターンが入ったプラグイン「VK Block Patterns」に入っているブロックパターンや、VEKUAN / Evergreen に入っているブロックパターンは全部このプラグインを経由してメンテナンスされています。
使い方、使い道が理解されにくいプラグインではありますが、ご利用のテーマ関係なく使えるので、利用想定がイメージできる方にとっては物凄く捗るプラグインになっておりますので、ご存知なかった方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上、新規リリースのテーマ・プラグインの振り返りでした。
新規でない既存のプラグインの中にも、新規リリースに匹敵するアップデートがいくつもあるので、そのあたりはまた機会があれば別途ご紹介したいと思います。
明日はうなこさんが「【CSSカスタマイズ】Lightning でヘッダーナビゲーションにアイコンをつけたデザインパターン紹介」を書いてくれるようです。お楽しみに!
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この記事を書いた人
-
名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
WordCamp Kyoto 2017 セッションスピーカー
他
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