5/27(金)にVWSオンライン勉強会 #034「WordPress最新バージョン6.0を触ってみよう」を開催しましたので、振り返ってみたいと思います。リンク情報や動画アーカイブもこちらでご紹介しております。
Lightning やプラグインの新機能、新製品・新サービス紹介
VWS勉強会では、まず最初に、最近追加した機能や仕様変更事項などについて紹介しています。
また、VK Blocksについては、以下の対応・調整をしています。
- リストブロクのアイコンの色(カスタムカラーパレット)指定対応しました
- 段落タグからVKボタンブロックへの変換をサポート
- スライダーブロック(Pro)で高さが自動で揃うように調整
VK Filter Search / VK Filter Search Pro 関連
本編:WordPress最新バージョン6.0を触ってみよう
本編の内容については、この後で紹介する動画でぜひご確認ください。主に以下の変更項目について解説しています。
スタイルのプレビューがかわった
編集画面でスタイルのプレビュー表示方法が変わっています。まず、気づきやすいところだと思います。
グループブロックの縦積み・横並びに変換
通常のグループと違う点
- Flexになるので、中の要素の margin が効かない
- 余談 : 縦積みなら縦積みようのCSSクラスが付くわけではなく、ブロックに対して直接flex指定される
- ブロックのロック(移動と削除の無効化が出来るようになった)
ボタンブロック(コア)
- ボタングループ内で新規追加した時に、既存のボタンデザインを引き継ぐ
- (複製でいいのかも?)
その他
- 公開前のカテゴリーやタグの提案
- リストビューで「複数選択しての」ドラッグ&ドロップ
- [[ で既存ページを呼び出せる
- 段落ブロックをコードブロックに変換
Lightning では現状使えないアップデート
※ Lightningでも子テーマに theme.json を入れると使えます(ただ、現時点では一部壊れるので注意が必要)
- グループブロックの margin
- ギャラリーのギャップ指定が出来るようになった
- theme.json で Gap 指定が有効になってないと使えない
theme.jsonってどんなもの?という方は、WordPress公式ハンドブック「グローバル設定とスタイル (theme.json)」を参考にしてみてください。
なお、Lightningにtheme.jsonを標準で入れるかどうかについては、ただいま調整中です。
フルサイト編集向けの機能
- コードエディタが利用可能に
- カバーブロックの背景でアイキャッチが指定
- テーマファイル全体がエクスポート可能に
- テーマに patterns フォルダに入れればパターンが認識されるようになりました
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/36751 - 新規テンプレート追加時にテンプレートタイプが指定
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/39353 → まだ作ってないテンプレートが候補に出てくる - クエリーループの追加時の改善(なんとなくプレビューが出るようになった)
- タグクラウドブロックの文字サイズ指定機能
- ブロック追加
- アバター
- 続きを読む
- 投稿者の経歴
- 投稿コメントフォーム
- ブロック変換
- カテゴリー(一覧)ブロックがタグブロックに変換
- カレンダーブロックをアーカイブブロックに変換
- スタイルセット
https://gist.github.com/kjellr/1307387f8d97e84662c4b07af873a896
- ウェブフォントを利用できるように(ローカルフォントしか使えないので日本語環境だと微妙)
- 【参考】Webfonts API #37140
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/37140 - 【参考】Webfonts: Add internal-only theme.json webfonts handler – WP 6.0 stopgap #40493
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/40493 - 【参考】Theme.json typography options
https://fullsiteediting.com/lessons/theme-json-typography-options/
- 【参考】Webfonts API #37140
WordPress6.0の変更点をより詳しく知りたい人は、チーム・ベクトルのエンジニアしもむらさんが、Zenn(エンジニア向けの情報共有コミュニティ)でまとめています。ぜひ参考にしてください。
動画アーカイブ
上記でご案内したスライドとともに、本編の動画も合わせてご覧ください。目次となるタイムスタンプを設置しています。
VWS の Slack にご参加いただきますと、過去の動画アーカイブや関連リンクが見れます。無料でどなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。
オンライン勉強会の動画を一般公開中!
2021年1月〜10月開催分を「VWSオンライン勉強会アーカイブス」で一般公開しています。見逃した回ありませんか? ぜひご覧ください。
次回のVWS勉強会は2022/06/23(木)予定
次回の勉強会は6月23日木曜日に開催予定です。connpassよりお申込みください。すでに多くの方よりお申し込みいただいています!
勉強会の開催は connpass でいち早くお知らせしています
勉強会については connpass やSNSにてお知らせしています。グループ「Vektor,Inc. Web Solutions」のメンバーになると、イベントが作成された時にメール通知が届きますので、ぜひご登録ください。興味ある勉強会を見逃すことなく参加できます。
この記事を書いた人
フルサイト編集対応ブロックテーマ
WordPress テーマ X-T9 は、WordPress 5.9 から実装されたフルサイト編集機能に対応した「ブロックテーマ」と呼ばれる新しい形式のテーマです。
ヘッダーやフッターなど、今までのテーマではカスタマイズが難しかったエリアもノーコードで簡単・柔軟にカスタマイズする事ができます。
パターンを使って
よりクオリティの高いサイトに
パターンとは、WordPressのブロックを組み合わせて作ったデザインテンプレートのようなもの。プロのデザイナーが制作したパターンを300以上公開中!コピペしながら高品質なサイトを簡単に作れます。
ブロックエディターで
ABテストを
自由に作成できる VK AB Testing
VK AB Testing は、ABテストを実施するための WordPress 用プラグインです。ブロックエディターでテストパターンを自由に作成でき、ランダム表示とクリック計測が可能です。Webサイトや広告などの施策の改善にぜひご活用ください。
AB テストでクリック率 &
売上アップ!
VK AB Testing は、ABテストを実施するための WordPress 用プラグインです。ブロックエディターでテストパターンを自由に作成でき、ランダム表示とクリック計測が可能です。Webサイトや広告などの施策の改善にぜひご活用ください。