2019年6月20日〜21日にドイツのベルリンで開催された WordCamp Europe 2019 に参加して来たのでそのレポートをお届けします!
もし来年ポルトガルで開催されるWordCampEurope2020への参加を検討してる方の参考になればと思います。
動機と目的
当たり前ですが海外に行くってすごくお金かかるし、はっきり言って英語のわからない僕が行っても…という面もあるのですが、概ね以下のような理由で行きました。
- 自社製品を海外に展開していく(Lightningは実は日本国内の3倍近くが海外で使われている)かどうかを検討する上で現地で生で見ないと感じられない状況・空気感をインプットしておきたかった
- 海外の人との交流を増やす事でモチベーションを上げる
- 我が社が誇るエンジニアの大橋君が行きたがっていたので、シャチョーサン行かないと…会社として…ねぇ…
なぜUSじゃなくてEU?
世界のWordCampは大きなモノとしては WordCamp US と WordCamp EU の2つがあります。2020年はこれに加えて WordCamp Asia がバンコクで開催されます。
それぞれ、Tokyo や Osaka のような国の中の都市名で開催されているものよりもスケールがとにかくでかいWordCampです。
Asiaは未開催なのでとりあえず置いておいて、聞くところによると「USはめちゃくちゃビジネスライクでピリピリしているけど、EUはフレンドリーに交流できるからEUの方がおすすめ」(WP-CLIのコミッターの一人である宮内氏談)との事だったので、EUに行くことにしました。
ちなみに今年のWordCamp USはWordCampTokyoと日程が被ってるのでどのみち無理なんですけど。
準備編
チケット(コントリビューターデイ&セッション)
参加には事前申請が必要です。そして発表から結構早くに埋まってしまうので、チケットの発売状況をチェックしていないといけません。
公式のtwitterやFacebookを確実にフォローして見逃さないようにしましょう。
今回の場合は2月にセッションデー(2日間)チケットを50ユーロで買いました。日本円にして6,499円ですが、昼食付き&フリードリンク&Tシャツ付きなので超安いです。
コントリビューターデイは無料ですが要登録。こちらは確か4〜5月に募集がありました。
パスポート
はい、当たり前ですが、パスポート必要。今まで日本の中でしか生きてこなかったのですが、4月にパスポート取得してきました。
手続きに3時間待ちくらいで、後日改めて引き取りでした。
10年で発行して確か1万8千円くらいだったと思います。
旅券の予約
エクスペディアで予約
飛行機や宿はエクスペディアで探して2月の中旬に飛行機と宿をセットで予約しました。
飛行機が勝手に予定変更された(取れてなかった)!
Expedia側の通知では予約詳細では正常に処理されたという記載でしたが、航空会社から「[IMPORTANT] Your flight has been rescheduled」というメールが…
まぁ内容としては
君のフライトスケジュール変更したよ!
到着日が2日遅れるから確認してね!
というアンビリーバブルなメールだったわけで…。
そのメールが届いたのは6月4日だったのですが、よくよく調べてみるとすみません、2月に予約した日から約10日後にも同じ内容のメールが届いてました…。
まぁつまりエクスペディアでは予約できたけど、航空会社側とのデータ連携がとれてなくてうまく予約出来てなかった的な感じです。
なので、出発を2週間後に控えて大慌て。
まずは予約した航空会社「SCOOT」に連絡。SCOOTは海外のLCCなので、なかなか日本語の電話サポートにつながらず苦労しましたが、結局SCOOT側でこちらの希望日の代替便を確保する事が不可能らしく、仕方ないので全額返金処理にしました。
エクスペディアの対応は悪くありませんでした
ネット上の口コミでは「エクスペディアはサポートが悪い」というようなレビューもありましたが、実際電話での問い合わせもメールでの問い合わせも問題なく対応いただけたのでよかったです。
機会があればまた利用したいと思いました。
Google Flight 便利!航空券を再確保に成功!
結局とにかく代替便を急いで探さなくてはならないという事で、Google Flightで探しました。
これ…一括比較して簡単に予約出来るからめっちゃ便利で、比較サイト運営者や旅行代理店は大ダメージなんじゃないかなと…。
でも結局予約したのはカタール航空で、乗り継ぎ待ち時間も少ないプランで、更に金額も安くなったという結果オーライな感じで良かったです。いい経験になりました。
フライトに合わせて宿を追加
当初の予定より1日早くベルリンに到着するプランじゃないと、安いフライトが取れなかったので宿も1泊追加。もともと予約してあった宿で普通に1泊追加するとかなり割高だったので、別のホテルで1泊取りました。
※宿代を足しても他の航空会社よりも安いかった。カタール航空安い!
フライト&宿泊費用
今回はスタッフの大橋君と二人分での予約ですが
フライト : 約19万円(羽田 – ベルリン 往復大人2人)
ホテル : 約7万5千円(現地5泊 大人2人)
なのでお一人、15万円を切ってるから、僕にとって安い金額ではないけれど内容に対して相当リーズナブルな印象です。
海外SIMの準備 SIM2Fly
インターネット無しで海外旅行とか絶対無理!そもそもITカンファレンスに行くのにネット無しもナンセンスですよね。って事で海外でも使えるプリペイドのSIMを事前にAmazonで購入。これにしました。
4Gまでデータ通信可能 / 設定から15日間利用可能 / 3千円代なら全然お手頃なんじゃないかなと。
電話番号も使える
ちなみに通話自体はしなくても現地でシェアサイクルなどのをインストールする必要に迫られる事があります。
その際にSMS認証が必要になるのですが、SIM2Flyは電話番号もついてきます。
普通は購入のパッケージにシールが貼ってありますが、現地でわからない場合は SIM2Flyなら *545# にダイヤルすればわかります。
諦めずに現地で検索しましょう。
海外電源変換コネクター
海外はコンセントの形状が違うので変換コネクタがないと充電できません!
モバイルバッテリー(太陽光充電付き!)
最近のスマートフォンは内蔵のバッテリーがかなり大容量で消費電力を抑える技術も進んでますが、流石に海外旅行は消費量が多いです。
地図・ナビ起動時間、各種調べ物、写真や動画の撮影、アプリでの公共交通機関やシャアサイクルの利用など、とにかく予備バッテリーは必須。
と、いう事で物色してたら、太陽光充電付きを発見。
これなら旅行だけじゃなく災害時にも使えそうなのでこれを買いました。
キャリーバッグ
宿泊数が多いのでキャリーバッグも買わないといけなかったので物色してこれにしました!
最初は普通にハードケースを買う想定してたのですが、ちょっとシャレオツでいいかなと…。
英語の勉強
英語については毎日概ね25分程度を iknow で半年ほぼ毎日欠かさず続けて行きましたが…まぁ…どうなったかは続きをお楽しみに。
この記事を書いた人
-
名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
WordCamp Kyoto 2017 セッションスピーカー
他
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