はい、みなさんこんにちは。石川でございます。WordCamp Kansai 2024 参加者各位お疲れさまでした!
一般的な参加レポートは他の方もたくさんアップされていますので、主にスポンサー目線での振り返りさせていただきます。
弊社の記録と今後スポンサー出展される方の参考になれば…。
今回はシルバースポンサー
国内の WordCamp のスポンサーについて、ベクトルでは基本的に「テーブルを出せる一番お安いプラン」で出しているのですが、今回はそれが「シルバー」からだったのでシルバースポンサーで協賛というカタチになっております。
本音を言うと、当初は参加者数に対するスポンサー費用が今回は結構厳しいかなと思っていました。『チケット数が少ない=来場者は日頃からWordPressの情報を集めてる人』になるので既にベクトルの製品の事を知っている人が多い状態でブースを出しても、スポンサー費用を上回る売上効果は見込めないだろうなと…。でもまぁこういうのは『日頃お世話になってるWordPress業界盛り上げようぜ』的な部分も大事ですし、零細ながらもWordPress関連で商売している企業の一つとしていろいろ考えてやるのも楽しいですしね。
でも結果としては、来場者さんからの反応がすごく良かったし、僕達もすごく楽しかったし、もちろんイベント自体も素晴らしかったので、その一角を担う事が出来て嬉しく思います。また次も出すぞー。
ノベリティ(スワッグ)選考
前回の WordCamp Tokyo 2023 のベクトルブースで配布したノベリティのカトラリーセットがウルトラ大好評だったわけですが、実は WordCamp Tokyo 2023 終了直後には今回の WordCamp Kansai 2024 用のノベリティは決定してました。
と言うのは、そもそも Tokyo 2023 のノベリティーを選考した段階で候補がいくつか挙がっていて、Tokyo では結局カトラリーに決定したけど、これもいいしなぁと迷っていたアイテムがいくつかありました。
そして、 実際に WordCamp Tokyo 2023 が開催され、セッションの後でアフターパーティーがあったわけですが、立食形式になると左手に取り皿を持って、右手にドリンクを持つ。その時点で両手が塞がるので「料理を皿に追加する時」「名刺交換したい時」にいちいちドリンクをテーブルなどに置かないといけない。これが結構煩わしい。
そう思っていた時に、ドリンクも置けるプレートを使っている人が何人もいて「あれ便利そう!」と思ったけど、それがどこに置いてあるかを聞いたら数に限りがあったみたいで既に残っていなかったので、余計に不便さが印象的だったのです。
そうなると…
次回の WordCamp Kansai ではドリンクを下げて両手が使えるようになるドリンクホルダーしかないっしょ!
となったわけです。
そして用意したのがこちら!
ボトルはもちろん、スマホやモバイルバッテリーなどの小物入れにも丁度よいです!
僕の場合はイベントなどに出かける時にドリンクは手に持つかリュックに入れるかどちらかで、リュックだと出し入れ面倒なんですよね。僕も今回はじめて使いましたけどめっちゃ便利でした。
もちろん両手が使えるだけでなく、今回の選考で意識したのは以下の点
毎回の共通重視事項
- 愛着を持って長く普段使いしたくなるような実用性が高いアイテム
- 貰った人がSNSやブログに写真をアップしたくなるようなオシャレなもの
- ブランド認知度を上げるためのアイテムなのでSNSなどで写真をシェアされた時にロゴが視認しやすいサイズでプリントできるもの
- ブースに来た人全員に持っていって貰える数を用意できるように単価が安いもの(単価300円以下)
- スポンサーの立場としての搬入・持ち帰りにも、貰った人が持ち帰るにも苦にならないようにも、できるだけコンパクトで軽いもの
この中で今回は 余りを WordCamp Asia 2024 に持っていく事を想定しているので、コンパクトで軽いもの というのが特に重要な項目でした。
※WordCamp Asia 2024でのスポンサーは ベクトルの懐事情の都合で 出せなかったので顔見知り限定の手渡し配布用
また、これ普通にペットボトルホルダーとして参加者が身につけられるので、アフターパーティーを待たなくてもその場で身につけて貰える。
その場で使って貰えると、同じものを身に付けてる参加者が多くなるので、「あれ?それええやん、どこで貰ったん?」とブースに足を運んでくれる確率が上がる。
これはとんでもなく凄い事で、身につけた参加者が写真を撮られたりすると、そこにベクトルのロゴが露出するんですよね。
となると、普通はスポンサーではブースに来たり、サイトに掲載されるロゴを見た人くらいにしか伝わらないのが、その枠を飛び越えてブランド認知度を上げる事ができるという、もう完璧すぎて…これを越えるモノを次回以降に用意できそうな気がまったくしません…(=w=;
と、言う事で今回は参加者200人の想定でまぁたぶん出るのは半分くらいかなと思いつつ、200個で発注。
DECOチョコ
で、ドリンクホルダーはやはり初見で遠目だと一般無料配布ノベリティだと思われない可能性もあるので、近寄りやすくするためのアイテムとして、DECOチョコを用意しました。
これもステッカーと同じく、
「あ、あなたの製品には興味なんてないけど、DECOチョコ貰いに来ただけなんだからね!」
と思って見に来てくれたら嬉しいなぁと。
という事で ベクトルスタッフ松田さんがデザインしてくれたのがこちら。
最後の「WordCamp Kansai 2024 にいってきた!」が “お土産感” もあってとても素敵!グッジョブです!
参加者が200人程度の想定で、45個入りを3箱発注しました。
製品PR
はい…本題はノベリティではありません…。製品PRしてなんぼですよね。今回は2つのプロジェクトを発表しようと思っていたのですが…
僕が開発担当してた方は間に合わず…みんなすまん…
もう一つのプロジェクトがこちら!
VK AB Testing – ABテスト機能実装プラグイン –
「VK AB Testing」は、ABテストを実施するためのWordPress用プラグインです。ブロックエディターでABテストを自由に作成でき、ランダムに表示させることができます。
現状弊社主力パッケージである Vektor Passport は
- Lightning の機能強化プラグイン Lightning G3 Pro Unit
- VK Blocks の有料版 VK Blocks Pro
- 300以上のブロックパターンが使い放題 VK Pattern Library
- ブロックテーマ X-T9 で作られたカスタム投稿タイプを含むコーポレートのデモサイトのインポートデータ
が利用可能ですが、これに新たに追加される製品の一つです!
ABテストが簡単に行えるのでご利用のサイトの効果に直結する改善が手軽にできます。ベクトル史上最も効果に貢献するプラグインだと思ってます。
また、単体プラグインなので、ブロックエディタさえ使えればどのテーマでも使えます。
※現状ページキャッシュを利用した環境では表示切り替えができませんが、改良中なのでそのあたりの問題も近日解消します。
そして、この VK AB Testing の動画が完成したのがセッションデー前日の夜10時頃で、本当はそこからまだ「会場で配る用のチラシを作らないといけないー。まじかー・・・。」という状態だったのです。
夕方頃の段階で、スタッフのちあきさんから「掲載する要素は配置しておきましたー。あとはよしなにー。」と連絡を貰ってたのですが、そこからデザインとか考えはじめると軽く数時間はかかるのよねーと思って Figma 開いたら…
うぉぉぉぉぉ!!!!
できとる!
ネ申 ですか!?
あなたが ネ申 で
いらっしゃいましたかー!
m(´;ω;`)m
そして、こちらも会場で流す用にささきさんが作ってくれた VK Filter Search Pro の動画。
タイトなスケジュールだったのに用意していただいてありがたい!
モバイルモニター
今まで MacBook Pro で動画流したりデモしてたりだったのですが、画面が小さいから来場者から見にくいとか、来場者に見せるには僕もブースの外側にいかないといけないとかでよろしくなかったのですが、スタッフの RICK さんから「モバイルモニター用意すればいいんじゃないですか?」という提案で導入しました!
あくまでモバイルモニターなのでそんなに大きくはないのですが、13インチの MacBook Proよりは当然大きいし、見せやすいので非常に活躍しました。
軽量だし Amazon で買った中華製の2万円以下の安物(こんなに安くていいの?)ですが大満足。自宅外で作業する場合にも役立つしね。
それと、電子書籍読む用に購入した Android のタブレットもせっかくなので YouTube の動画をループ再生させました。
さあカモーン!
という感じで、万全の体制で WordCamp Kansai 2024 がはじまりました!
予想通り大反響のボトルホルダー
ボトルホルダーは気に入って貰える想定では持っていったけれど…
みんなすごく喜んでくれてめちゃめちゃ嬉しいです!
イベント後の利用報告もさっそくあって、ホントに嬉しい。
「テーマやプラグイン使ってます」って言っていただくのも嬉しいけど「ノベリティ使ってます」って言って貰えるのもめちゃめちゃ嬉しいんですよ。
たくさんの人に気に入っていただけたみたいで良かったです!
今回のスポンサーブースは大成功だったと思います。
ただ…
ご来場のみなさまに一つ言っておきたい。
売上は全然成功していない!
(´;ω;`)
今後のノベリティを充実させるためにも買ってください!
お願いします ( ̄人 ̄)
チーム Vektor,Inc. ありがとう!
今回のスポンサーブースも
- スポンサーにあたってWordCamp 実行委員の担当の方との連絡から各種広報準備を進めてくれたちあきさん
- 会場で流す VK Filter Search の紹介動画を作ったり、ちあきさんと一緒に各種広報準備をして、当日はキャンプ側のスタッフもしながら、スポンサーブースでも来場者対応してくれたささきさん
- チロルチョコのデザインや急遽スポンサーブースで来場者対応してくれた松田さん
- WordCamp Kansai までに VK AB Testing をβリリースできる所まで開発してくれた 大嶋君 & まるやまさん
- ブースでのアイデアもそうですが、WordCamp 対応で動くスタッフが多い中、通常業務を支えてくれてた RICKさん
- とりさん & 久納さんは僕主導で開発してたプロジェクトの作業を頑張ってくれていたのに僕が間に合わなくてごめんなさい… (´;ω;`)
でも 細かいサポートや当日の twitter の投稿や、ユーザーサポート業務などいろいろありがとうございました!
という感じで、ベクトルのみんなの頑張りでベクトルブースは大成功だったと思います。チーム力を発揮できた素敵な結果だったと思う。
みんなありがとうございます! ( ̄人 ̄)
そんなベクトル、2月はボーナス月です。が、みんな頑張ってくれてますが売上が芳しくないのでボーナスがあまり出ません。
なるべくボーナス出すためにもよろしくお願いします!(切実)
その他あれこれ
最後に
特にスポンサー関連でやりとりさせていただいた古里さんはじめ長い時間をかけて準備いただいた実行委員のみなさん、すばらしいイベントでしたホントありがとうございました!
この記事を書いた人
-
名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
WordCamp Kyoto 2017 セッションスピーカー
他
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ABテストを
自由に作成できる VK AB Testing
VK AB Testing は、ABテストを実施するための WordPress 用プラグインです。ブロックエディターでテストパターンを自由に作成でき、ランダム表示とクリック計測が可能です。Webサイトや広告などの施策の改善にぜひご活用ください。