目標 1
Vektor,Inc. ブランド知名度の向上
今回の協賛・スポンサーブース出展のメインの目標は海外へのブランド知名度の向上。
ベクトルがどんなモノやサービスを提供しているのか知ってもらう事はもちろん、ベクトルのロゴやスタッフを認知してもらう事で、今後新しい製品・サービスを展開した時にいち早く試して貰ったり拡散して貰ったりして、海外からの売上につながるようにする事を目指していました。
目標 2
VK AB Testing を海外に宣伝する
スワッグ配りだけが仕事じゃありません。本来製品をアピールして売上増加に繋げないと。
しかし、ベクトルは VK Blocks Pro を筆頭に便利で多機能なプロダクトを持っていますが、多機能すぎるので、その英語ドキュメントを作ったり、海外へのサポートとかめちゃめちゃ面倒そうなので、主力の多機能製品は海外には売ってません。
海外向けに展開している有料プロダクトは事実上 VK Filter Search Pro と VK AB Testing のみです。
しかし、VK Filter Search Pro は WordCamp Asia 2023 と WordCamp Malaysia 2023 で宣伝して、いい反応は得たものの、最終的な売上向上には繋がらなかったので、今回は2024年にリリースした新しいプラグイン VK AB Testing をウルトラ特別価格にして、とにかく有料製品を使ってもらって足がかりにするという事を目標にしていました。
スワッグによるブランド認知についての個人的な考え
Swag Strategy Ideas
自主的に使ったり身につけたくなるもの
「ノベリティってボールペンとかノートとか付箋とか小物だよね」って安易に作ってしまうとほぼ効果がない。
消耗品はなくなってしまうし、いかにも企業やサービスロゴって感じのプリントがしてあると、”タダで貰ったもの”という感じで大切にしようという気がおこらない。
また、それを使う事によって「◯◯さんが使ってるあれ、何かのイベントでタダで貰ったノベリティだよね。貧乏くさーい。いやーん、おじさーん。」って思われるのもなんか嫌だから自宅だけで使おうとか…。
「このロゴなければいいのに…」みたいに思われたり…(泣)
なので、ベクトルのロゴはアパレルやノベリティに印刷した時に「このロゴがオシャレでカッコいいから身につけたい・使いたい!」と思ってもらえるように、デザイナーブランドのような雰囲気を最重要視しつつ数ヶ月かけて2020年にリニューアルしたものになってます。

昨年渡したショルダーボトルホルダーを使ってくれていた テーマレビューチームの Kafleg氏。
こうやって長く使ってくれると嬉しい…。
今回のノベリティ
ショルダーボトルホルダー
について
About Bottle Holder
今回は WordCamp Kansai 2024 で圧倒的大好評だったショルダーボトルホルダーを再発注して持っていく事にしました。
選定理由は WordCamp Kansai 2024 の振り返り記事でも既に書いたのですが、以下の通りです。
- 海外への搬入がしやすいようにできるだけコンパクトで軽いもの
- 愛着を持って長く普段使いしたくなるような実用性が高いアイテム
- 貰った人がSNSやブログに写真をアップしたくなるようなオシャレなもの
- ブランド認知度を上げるためのアイテムなのでSNSなどで写真をシェアされた時にロゴが視認しやすいサイズでプリントできるもの
- 単価が安いもの(単価300円以下)
このボトルホルダーは、ペットボトルやスマホの予備バッテリーを持ち歩くのに非常に便利で、WordCamp Kansai 2024 では思惑通り多くの参加者がその場ですぐに開封して使ってくれて、それにより会場で撮られた写真にも沢山映り込み、また、イベント後にも「あれめっちゃ愛用してるで!」というとても嬉しい報告を多数いただいていました。
他にも検討したのですが、ユーザー満足度・コスト・コンパクトさでこれを越えるものがなかったので、全く同じものを再発注して持っていきました。
ただ、今回はじめて海外に輸送するという事で、あまり多く持っていくのは難しいし、予算的な問題もあるので、持ち込み数は290個でした。

WordCamp Kansai 2024 で大好評だった ショルダーボトルホルダー
スワッグの配布条件をセルフィー&SNSに投稿にした
Selfie Share
WordCamp Asia 2023 で mgn ( Theme Park ) さんがスポンサーブースを出展した時、mgnさんはメインのノベリティを200個ほど用意していたのですが、初日の昼頃にあっという間にはけてしまっていたので、今回僕達も290個持っていったとしても普通に配布したら確実に初日でなくなってしまうので、
- セルフィーを撮る
- SNSにアップして貰う
というのを受け渡し条件にしました。



来てくれた人との記録を残したかった
日本のイベントで僕が来場者の立場だったら
「うわー、SNSで宣伝してくれたらノベリティあげるとかいやらしー。そこまでしていらんわー。」
って思ってスルーしちゃうのですが、純粋に来てくれた人の顔をなるべく記録に残して覚えたかったんですよ。
一昨年の WordCamp Asia 2023 のブースでも話かけてくれた人や、いろいろ聞いてくれた人も沢山いたのですが、次から次へと違う人と接するので、どんな顔だったか全く覚えられず、覚えていないので当然思い出せない。
あとからSNSで友達申請とか来ても「誰だっけ…?」となって顔や記憶とアカウントが紐づかないんですよ。なかった事になっちゃう。
フラッグシップ WordCamp って WordPress に関わる人が世界中から集まって出会って会話する。すごく貴重な出会いだと思うんですよね。せっかく出会ったんだから一緒に写真をとって、それを SNS にアップして貰えば、あとから、記憶とアカウントがお互い紐づけやすくていいなと。
フォトフレームを用意
あとは、セルフィーなど写真を撮る時に、その瞬間を楽しんで貰えるようにフォトパネルを用意しました。この方がお祭り感あっていいよね。



スワッグの輸送
Customs Declaration
一番心配だったのがノベリティの輸送。海外配送は高すぎるし、イベント会場に指定した日に届かないトラブルなども考慮すると実用的ではない。
となると自分で持って行く事になるけど、290個ならスーツケース2つに入れればまぁ持っていけるかなと。
結局の所、大型のスーツケース1つでなんとか入り切りました。
問題は前年 WordCamp Asia 2024 で WIGLOT さんが、税関でノベリティを全部取り上げられてしまったという事件があったので、税関を無事に突破できるのかという問題。
おそらく普通に何も申告しなくても持ち込めるだろうとは思ってたけど、入国のにあたって登録する eTravel に「1万ペソ以上は申請が必要」みたいに書いてあったので、一応イベントに関する資料と、仕入れの領収書は印刷して持っていきました。
結局無事に没収も納税も必要なくスルーできました!

定番のステッカーとお菓子
Draw-in items
とりあえず手に取ってもらいやすいステッカーももちろん持っていきましたよ。ベクトルのわぷーステッカー2種類とExUnitのステッカーの合計3種類。
数はそれぞれ250くらいずつはあったのではないかなと思います。

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スポンサーブース出展についての想い
今回、一番小さいスポンサーパッケージながらも、ついにフラッグシップ WordCamp に、 Vektor,Inc. 単独でブース出展を果たす事ができました。 ここに至るまでと、なぜ協賛しているのかなど…
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投稿者プロフィール
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Vektor,Inc. 代表取締役CEO
テーマ Lightning や X-T9 他プラグインをいくつか開発
最近は管理業務が多くてコードは書けていない。
趣味 : SUP / ベース / ランニング / 将棋
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