スポンサーブースについて

今回、株式会社mgn さんが出したスポンサーブースに便乗させていただく形で宣伝させていただきました。
ブース自体が大盛況だったので、その事についていくつか知見をシェアさせていただきます。

便乗ブース?

Piggyback

おかしい。普通こんなのない。元々 今回のWordCamp Asia のパネルディスカッションで登壇もする大串さん率いる株式会社mgnさんが『Themes Park(テーマパーク)』としてスポンサードしてました。

そのブースは「日本のテーマやプラグインを世界に紹介する」という方向でやるという事で、ベクトルにもお声がけいただきました。いや、ありがたい事です。ちなみに 株式会社ベクトル、株式会社mgn 様にビタ一文払っておりません!

何も言わないと『ベクトルさんもスポンサー費用を出してWordPressに貢献している』という勘違いをしてしまう人がいるかもしれないので、あえて書きますがすべて mgm 様の貢献によるものです。普通ないですよ。そんな提案。僕にとって得しかないじゃないですか。ありがたい事です。

ただ、Lightning は WordPress 公式ディレクトリに登録はしてあるけれど、ドキュメントなどは現状ほぼ日本向けしか存在しないし、多機能テーマの海外展開はドキュメントやサポートが大変なので、Lightning のアピールというよりもブロックエディタで簡単に絞り込み検索が設置できるプラグイン「VK Filter Search」推しで参加させていただきました。


目的

Objective

mgn さん自体が海外向けの直接的なプロダクトを展開しているというわけではないので、実際のところ『いろいろと交流して、日本向けのサイト制作とか検討している方と何かしらつながるきっかけが作れたらいいよね』みたいなわりとふんわりしたスタンスでしたが、ベクトルとしては VK Filter Search の海外での認知度を上げたい というのが今回の目標でした。


ブースでの作戦

strategy at the booth

今回来場者の人に立ち寄って貰うために様々な作戦を立てていましたが、実際すべて想像以上に機能したので忘備録と今後ブース出展する人のために何をしてどういう反応だったのか書いていきます。


01

投票ボード

Voting Board

参加者の人にシールで投票してもらう

初日は「ブロックエディタとクラシックエディタのどっちをどれくらいの割合で使ってる?」という投票ボードです。「推し」の投票感覚でみなさん積極的に参加していただけました。

また、シールを貼るだけなので、遠巻きにちょっと興味ありそうに見ている人に対して気軽にシールを手渡して話しかける事ができるので、つかみとしては非常に素晴らしい手法でした。

結果としてはブロックエディタの割合が非常に多かったのですが、あくまで Flagship WordCamp にわざわざ海外から来るようなガチ勢の人ばかりなので、ローカルな WordCamp だとまた結果も違うのかなと思います。

投票ボード / Photo by Naret Tiyawatwittaya
投票ボード / Photo : Naret Tiyawatwittaya
投票の様子 / Photo : Kazuto Takeshita
投票の様子 / Photo : Kazuto Takeshita

02

おみくじ

Fortune telling

シールで投票してくれた人はおみくじ

投票してくれた人に日本的な何かという事で『おみくじ』を用意してありました。参加者のみなさん非常に楽しんでトライしていました。メインホールの真正面という立地の良さは確かにあったのですが、それを差し引いても行列になって、なんとおみくじで貰えるノベリティが初日の昼過ぎに全部出てしまうという事態に…

大盛況だったおみくじ / Photo : mgn
大盛況だったおみくじ / Photo : mgn
開始前のTheme Park ブース / Photo : mgn
開始前のTheme Park ブース / Photo : mgn

03

わぷー帽子

Wapuu hat

目立って被って大活躍

mgn のスタッフが被ってたわぷー帽子がとにかく目立つ。遠目で見てもひとだかりの奥に黄色いわぷーの帽子を被ったスタッフが3人いると「おや?何やってるのかな?」と気になる。

そして来てた人はご希望に応じて記念写真。ネタとして非常にあたってました。

遠目でも目立つわぷー帽子 / Photo : Naret Tiyawatwittaya
遠目でも目立つわぷー帽子 / Photo : Naret Tiyawatwittaya
記念撮影でも活躍 / Photo : Tomomi Nakatani
記念撮影でも活躍 / Photo : Tomomi Nakatani

04

チラシ

FLYER

できるだけ手にとって貰えるように…

ベクトル主導で持ち込んだのは昔ながらのA4チラシ。ただ、製品の広告チラシだとなかなか手にとって貰えないので片面を日本の観光案内にしています。その方が人によっては会話も弾むかなと。これは中止になった 2020年 に既にそういう方向でデザインが作ってあったのでそのまま使いました。

ただ…2023年版では特別に割引クーポン券をつけてて、来場者の反応も非常によかったので真っ向勝負でよかったんじゃないか疑惑も…。

観光案内
THEME PARK Product Information

反省点

AREAS OF IMPROVEMENT

英語勉強しよう…

当たり前すぎでこんな事を書くのは僕くらいでしょうけど…英語が話せないと文字通り話にならない

いや、そらそうよ。英語の勉強については4年くらい前から毎日少しずつ継続していて(とは言え平均すると1日20〜30分程度くらいでしかありませんが)、それでも自身の英語力の向上自体は実感出来ていて、簡単な案内は怪しげな英語の定型文でする事ができました。しかしながら技術的な質問に会話が進むと、概ね聞きたい事は掴めるものの、トンチンカンな回答はできないので、結局 mgn のあすかさんに通訳をお願いするという事態に…。そんな感じだったので来年までにはちゃんと会話が成り立つようにして挑もうと思います。

ノベリティー(スワッグ)やチラシの枚数について

今回の参加者数は概ね1300人程度だったわけですが、mgn さんのノベリティは初日の昼過ぎになくなるという状況だったので、ざっくりの肌感ではありますが、参加者数の半数近くは何かしら用意した方がいいのかなとは思いました。質と量のバランスが難しいところですが…。

チラシは300用意したけど、はけたのはざっくりですが160枚くらいかな?

通常の広告チラシだと過去の経験上来場者数の1/10も出ないので、観光案内やクーポン付けた事で通常よりかなり善戦したかなとは思いつつ…僕が英語を話せてちゃんと宣伝したらもっといけたんでしょうね…。


感謝

Thanks

何はともあれお声がけいただきました大串さん、といろいろと手配・対応いただいたスタッフのみなさん、そしてブースに遊びに来てくれたみなさん!本当にありがとうございました!また来年台北のブースでお待ちしております!

Team THEMES PARK with Ellen and Manuel
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